4日午前4時5分ごろ、甲府市上石田1の県道で乗用車が反対車線に進入し、対向してきた運転代行の軽乗用車と正面衝突した。軽乗用車が横転して男性2人が車外に投げ出され、1人が死亡、1人が意識不明の重体となった。
乗用車を運転していたアルバイトの少年(19)=山梨県富士川町=の呼気から基準値を上回るアルコールが検出されたため、甲府署は道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕した。自動車運転処罰法違反の疑いでも捜査、死傷者の身元確認を進めている。少年は軽傷のもよう。
署によると、現場は中央分離帯のない片側2車線の直線。事故の直前、通行人から「蛇行運転車両がある」と110番があったという。〔共同〕