総務省が29日発表した2015年12月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は3.3%で、前月に比べ横ばいだった。QUICKが発表前にまとめた市場予想の中央値は3.3%だった。
完全失業者数(同)は222万人で、5万人増加。うち、勤務先の都合や定年退職など「非自発的な離職」は2万人増、「自発的な離職」は横ばいだった。就業者数(同)は6403万人で45万人増加した。
併せて発表した15年平均の完全失業率は3.4%で、14年に比べて0.2ポイント低下した。低下は5年連続。〔日経QUICKニュース(NQN)〕