総務省が29日発表した2015年12月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、生鮮食品を除く総合が103.3と、前年同月比0.1%上昇した。プラスは2カ月連続。QUICKが発表前にまとめた市場予想の中央値は0.1%上昇だった。11月は0.1%上昇していた。
食料・エネルギーを除く「コアコア」のCPIは101.6と、0.8%上昇した。生鮮食品を含む総合は103.5と、0.2%上昇した。
併せて発表した15年のCPIは生鮮食品を除く総合で103.2と、前年比0.5%上昇した。前年を上回るのは3年連続。
16年1月の東京都区部のCPI(中旬速報値、2010年=100)は、生鮮食品を除く総合が101.1と、前年同月比0.1%下落した。生鮮食品を含む総合は0.3%下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕