総務省が29日発表した2015年の住民基本台帳人口移動報告によると、九州・沖縄で転入超過になったのは福岡県(3603人)と沖縄県(16人)の2県のみで、残る6県は転出超過だった。福岡県は7年連続で転入超過となった。
県別の転出超過数は長崎県が5848人で最多。次いで鹿児島県(5298人)、熊本県(3933人)、宮崎県(3462人)の順だった。
市町村別では福岡市が8880人の転入超過で全国で3番目に多かった。上位20市町村に入ったのは福岡市だけだった。一方、転出超過数では北九州市(3088人)が全国で最も多かった。長崎市(1574人)が3位、沖縄県浦添市(1066人)が15位、長崎県佐世保市(962人)が17位だった。