プロ野球で3年連続日本一を目指すソフトバンクの選手、スタッフ約160人が30日、福岡市の筥崎宮で必勝祈願を行った。就任2年目の工藤公康監督は「ファンの思いも選手の思いも一緒。到達しないといけないのは3連覇。選手が思いきりプレーできるような環境をつくっていく」と決意表明し、詰めかけた約4千人のファンから歓声が上がった。
暖かい日差しの中、昨季トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)を達成し、今季は40本塁打、40盗塁に挑む柳田悠岐外野手、5年ぶりに古巣に復帰した和田毅投手、右肩手術から復活を期す松坂大輔投手らが参加。王貞治球団会長は「さらに打倒ホークスで昨季以上の厳しい戦いになるのは覚悟の上。選手は力を出し切ってほしい」と期待を込めた。〔共同〕