同僚の自宅に火を付け燃やそうとしたとして、宮城県警は1日までに、宮城県角田市小田大原の訪問介護員、八島正子容疑者(52)を現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕した。容疑を否認している。事件の8日後、同僚宅が全焼する火災があり、県警は八島容疑者が関与した疑いがあるとみて調べている。
逮捕容疑は昨年10月12日午前9時ごろから午後8時半ごろの間、角田市内にある同僚男性(58)の自宅兼事務所で、縁の下にあった角材に火を付けた疑い。
県警によると、男性は50代の妻と2人暮らし。妻は八島容疑者が勤務する訪問介護会社の役員を務めており、「焦げた臭いがする」と県警に通報した。角材の一部が焼けたが、けが人はいなかった。〔共同〕