1日午前11時30分ごろ、名古屋市熱田区熱田西町1の名古屋国際会議場のエスカレーターで、人が倒れる事故があったと119番があった。名古屋市消防局によると、同会議場を訪れていた70代の女性3人が下りエスカレーターで転倒、病院に搬送された。3人とも頭から血を流すなどのけがをしたが、いずれも意識はあるという。
愛知県警と名古屋市消防局は転倒事故の原因を詳しく調べている。
同消防局によると、現場は国際会議場1号館の4階と3階をつなぐ下りのエスカレーター。真ん中辺りで3人が転倒していたという。事故当時、会議場では約3千人が参加するイベントが終了。3階のエスカレーター降り口付近に多くの人がとどまっていたとみられるという。
名古屋国際会議場は、1990年4月に開館。3千人以上を収容できる「センチュリーホール」のほか、大小20以上の会議室を備えた名古屋市で最大規模の会議場。