自民党の麻生太郎副総理兼財務相は2日、福岡市内での党会合で、夏の参院選について「自民党は参院で単独過半数を持っていない。しゃにむに過半数を得たい」と述べ、非改選議席を含め単独過半数を目指す考えをあらためて示した。
同時に「世界政治が混沌としている中、日本は安定している。政権の安定が経済成長の持続を生む」と支持を訴えた。
同じ会合で茂木敏充選対委員長は、参院福岡選挙区など5選挙区で公明党候補を推薦したことに触れ「自民は自民、公明は公明で(票を)固め両党で野党を攻める」と述べ、理解を求めた。〔共同〕