【ボストン=原真子】フィギュアスケートの世界選手権は2日、ボストンで女子フリーなどを行い、ショートプログラム(SP)6位でスタートした昨季銀メダルの宮原知子(関大)はフリー139.89点で3位だったが、SPとの合計210.61点で5位に終わった。
SP9位だった2014年世界女王の浅田真央(中京大)はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を跳ぶなどして今季自己ベストの134.43点、SPとの合計200.30点で7位。演技後、「まだまだ演技を見せたい」と来季への意欲を見せた。本郷理華(邦和スポーツランド)はフリー129.26点で計199.15点で8位。
優勝は世界最高得点の150.10点を出した今季欧州女王の16歳、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)。SP3位から逆転、SPとの合計223.86点をたたきだした。2位はアシュリー・ワグナー(米国)、3位はアナ・ポゴリラヤ(ロシア)。
日本は上位2人の順位合計が条件の「13」以内となり、次回大会は上限の出場枠「3」を確保した。
2日昼に行われたペアでは、ミーガン・デュハメル、エリック・ラドフォード組(カナダ)が2連覇した。