河野太郎防災担当相は19日午前の閣議後会見で、熊本地震で被災した自治体と避難所に最初に届けるとした食料90万食のうち、58万食を19日中に届けると述べた。20日にさらに30万食を届けるという。河野氏は「次の90万食の手配も進んでいる。1日平均30万食くらいの割合で避難所に届けるオペレーションをやっていきたい」と述べた。
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河野氏によると、佐賀県鳥栖市の民間物流拠点に食料と水を集め、運送会社のトラックで警察車両が先導しながら被災地に運ぶという。それに加え、自衛隊が熊本県内に空輸し、自衛隊の車両で約630カ所の避難所に届けるという。
菅義偉官房長官は18日午後の記者会見で「最初の90万食は明日までに配送をしたい」と発言していたが、河野氏は「(19日中に)58万食は確実にいく。次の30万食も手配をして動いている」と述べた。