東大―明大 最後の打者を打ち取られ明大に敗れ、あいさつのためベンチから出てくる東大の選手たち=関田航撮影
(19日、東京六大学野球春季リーグ戦 明大12―3東大)
東大、明大に敗れる 14年ぶり勝ち点はならず
「体力が足りない。想像していたよりできなかった」と東大の宮台はうなだれた。完投した16日の明大戦から中2日。疲労は消えなかった。直球に球威がなく、浮いた球をことごとく打たれた。同じく1回戦で完投した明大の柳(4年、横浜)とのスタミナの差は歴然としていた。
東大は昨年の春に法大に勝って連敗を94で止め、秋にも法大に勝利した。次に狙うは勝ち点だが、同一カードで2勝するには、エースの中1日での登板が避けて通れない。「球威が落ちても抑えるすべを考えていかないと」と宮台。大きな課題を突きつけられた一戦となった。