水野さんが新たにデザインした募金箱用のくまモン
熊本県出身の放送作家で、「くまモン」の生みの親の小山薫堂さんが、熊本地震の被災地支援のため、「ヤフー!ジャパン」のサイト内に、「FOR KUMAMOTO PROJECT」のページを立ち上げると発表した。ページ上に「くまモン募金箱」を設け、支援金も募る。開設は25日の予定。
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自身のフェイスブックで20日、明らかにした。被災地の声を紹介したり、支援金を集めたりするという。「熊本や大分で活動している人たちと知恵を絞って生きた支援金にしていきたい」としている。
また、くまモンをデザインしたアートディレクターの水野学さんが、支援活動のシンボルとして、新たにハートを抱えたくまモンをデザイン。「くまモン募金箱」の文字入りイラストも作った。開設予定のサイトで公開し、誰でも利用できるようにする。
被災地の人には、被災地で見聞きし感じた、心をなごますような話をツイッターでくまモンに報告してほしいと呼びかけている。ハッシュタグ「#くまモンあのね」を付けて投稿する。
小山さんは取材に対し、「震災という殺伐とした状況だが、くまモンを介することで、被災地と全国の人の心の交流ができるのでは」と話している。