モンゴルが湖北省に寄贈した羊3万匹が先ごろ武漢に到着し、注目を集めた。中国の新型コロナウイルスとの闘いを精一杯バックアップしたモンゴルに感謝を示すため、湖北省はモンゴルに、医療物資や衛生用品、生活物資などを寄贈することを決めた。中央テレビニュースが報じた。
湖北省人民政府とモンゴルの関連当局の代表は8日午前、武漢で寄贈セレモニーを行った。中国商務部(省)の指導の下、湖北省党委員会と省政府は、湖北省政府の名義で、モンゴル国家非常事態特別委員会に、PCR検査装置3台や3万人分のPCR検査キット、関連物資などを寄贈することを決めた。また、ブロック型の茶葉「青磚茶」2万個、紅茶2000個なども寄贈する。
新型コロナウイルス流行発生後、モンゴルは中国に羊3万匹を寄贈することを決め、中国の中央政府の認可を経て、湖北省に輸送された。この心のこもったプレゼントを受け取った湖北省は、省内の新型コロナウイルス感染症患者受け入れ重点医療機関の第一線で働いた医療従事者、全国各地の湖北省支援医療チーム、湖北省の防疫業務に従事する中で感染し殉職した防疫関係者の遺族に羊を配付した。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月9日