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震災経験のパパ・ママ、熊本に心寄せ 「周囲に甘えて」

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熊本市内の小学校に避難し、生後3カ月の赤ちゃんを抱っこしてあやす母親=19日、細川卓撮影


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熊本県を中心に続く地震では、多くの子育て家庭も被災し、不安な日々を送っています。「つらいと思う」「周りに甘えて」。東日本大震災や阪神大震災などで被災したパパ、ママも心を寄せています。


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熊本地震 災害時の生活情報


「阪神大震災では、余震のたびに恐怖を感じました。今回の地震は余震が多く、とてもつらいだろうと思います」。神戸市の写真家井上理絵さん(43)はそう話す。


当時、長女は生後2カ月。水道、電気、ガスは止まった。中身が飛び散った粉ミルクの缶の底から残りを集め、近所から水をもらい、新聞を燃やして温めてミルクを飲ませた。布おむつは母親が川で洗った。


小学校の体育館に約1カ月間避難した。「周りの人に迷惑になる」と、娘が泣くたび、毛布でくるみ、「すいません」と小声で謝りながら、真冬の屋外に抱いて出た。


一方で、ありがたいこともあった。水や食べ物の行列で順番を譲ってくれる人や、水が入ったポリタンクを持ってくれる人がいた。


粉ミルクを求めて避難所を回ると、渡す先がわからなくて余っているケースも少なくなかったという。「助けたいのに、どう助けたらいいかわからない人も多い。『みんな大変だから』と遠慮せず、何に困っているか発信することが大切だと感じます」


■遊び場ほしい


岩手県陸前高田市の市職員村上知幸さん(46)は東日本大震災で、次男の祐太君(当時6)と母の幸子さん(当時62)が行方不明になり、自宅も全壊した。捜したい気持ちを必死に抑え、避難所の支援などにあたった。


幸子さんの遺体は見つかったが、祐太君は今も見つかっていない。2013年に長女が生まれた。出生届を出す時、ためらってきた祐太君の死亡届を出した。長女には、祐太君から「ゆう」という読みをもらい、「結美(ゆうみ)」と名付けた。「祐太を忘れるわけでも、長女が祐太のかわりになるわけでもない。でも、生きようという気持ちになれた」


祐太君を失った絶望の中、子どもたちに野球を教えている時は震災を忘れられた。「スポーツでも趣味でも何でもいい。被災した人は、一瞬でも震災を忘れられる時間を持つことが必要だと思う」


昨年9月、茨城県常総市で水害に遭った中川千香子さん(34)は「長引く避難生活で、熊本のママやパパはお子さんのことが心配で気が休まらないと思う」と話す。


自宅アパートに住めなくなり、3歳の長男と、生後5カ月の双子を連れ避難所で過ごした。長男はぜんそくの発作を起こし、双子も順番に発熱。環境の変化は、子どもにとって大変なことだと思い知った。長男が動き回ったときは他の避難者が気になり、かわいそうだと思いながらも注意した。


友人たちとのガレージセールで支援物資にあまりなかったおもちゃを出すと母親たちに喜ばれた。「子どもができるだけ普段通り過ごせるよう、遊び場があってほしいと思った」


■自分を守って


一般的に、被災地では夫が復旧現場に入るなどして不在となり、妻が主に子どものケアを担うことも多い。新潟県長岡市のNPO法人「多世代交流館になニーナ」の佐竹直子代表(49)は「子どもを守るためのエネルギーが枯渇しないよう、ママたちはまず自分を守って」と呼びかける。


新潟県中越地震で被災したが、生後8カ月の次男をおんぶして避難所を回り、母親たちを支援。緊張で体がこわばると心も硬くなってしまうため、「子どもの前で柔らかい親でいるために、時々は体をほぐして」と助言する。「実家やボランティア、地域の人などに甘える勇気を持つことも大事。助けてくれた人の役に立てる日がいつか来ます」(長富由希子、藤田さつき)


■ミルク・おむつの代用は


被災地で困ったら――。日本新生児成育医学会によると、哺乳瓶がない場合、紙コップやスプーンが使える。粉ミルクがないときは、コップ1杯(約200ミリリットル)の湯冷ましに砂糖大さじ1杯を溶かして飲ませると、一時的に脱水を防ぐことができる。紙おむつの代用品は、レジ袋とタオルで作れる。Q&Aが学会のHP(


http://jsnhd.or.jp/general/


別ウインドウで開きます


)で紹介されている。


■「セルフケア」のポイント


・目を閉じて大きく深呼吸する


・背中をなでおろしてもらう


・子どもとぎゅーっと抱きしめ合う


・同じ境遇にいる周囲の人を見渡してみる


・写真やあめ玉など小さなお気に入りアイテムをしのばせておく


・頼りにしている人に相談する


・がんばりすぎない


(佐竹直子さんへの取材から)



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