熊本地震のため14日に脱線した九州新幹線の車両6両を現場から車両基地まで移動し、撤去する作業が24日、すべて終わった。JR九州が発表した。ゴールデンウィーク(GW)前の28日にも博多(福岡市)―鹿児島中央間の全線再開をめざしており、駅の施設の修繕など残る作業を急ぐ。
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熊本地震 災害時の生活情報
14日夜の地震で、熊本駅から熊本総合車両所を目指して時速80キロで走行していた6両編成の回送列車が熊本駅の南側で脱線。九州新幹線が開業した2004年以来、初めての脱線事故だった。
九州新幹線はこれまで博多―熊本間と新水俣―鹿児島中央間が運転再開しているが、残る熊本―新水俣間は脱線車両の撤去作業などから不通が続いている。