バレーボールの黒鷲旗全日本男女選抜大会第４日は３日、大阪市中央体育館で男女の準々決勝があり、女子では初めてグループ戦を突破したＰＦＵが上尾を３―１で下して４強入り。２連覇のかかるＪＴは０―２から日立に逆転勝ち。男子では全日本選手権、プレミアリーグと合わせた３冠を狙う豊田合成が、パナソニックを３―０で下した。

４日の準決勝は男子がサントリー―ＪＴ、ジェイテクト―豊田合成。女子がＰＦＵ―ＮＥＣ、トヨタ車体―ＪＴの顔合わせ。

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女子のＰＦＵが大躍進だ。初の決勝トーナメントで上尾に勝ち、４強に入った。米国出身で身長１９６センチのドリスが看板だ。かつて全日本男子を率いた寺廻（てらまわり）監督は「高さで相手にプレッシャーをかけるチームです」。精神的な柱は元全日本の坂下主将。「私は一生懸命やるしかない選手。それに若い子たちが応えてくれるんです」。来季初めてプレミアで戦う集団は、勝つごとに自信をつけている。