男子400メートル障害で優勝した野沢啓佑=諫山卓弥撮影
陸上の日本グランプリシリーズ第4戦、静岡国際は3日、今夏のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて静岡・エコパスタジアムであり、男子200メートルは2012年ロンドン五輪代表の飯塚翔太(ミズノ)が五輪参加標準記録(20秒50)を上回る20秒38で優勝した。昨年の世界ユースを制したサニブラウン・アブデルハキーム(東京・城西高)は20秒54で2位。女子200メートルは高校2年生の斎藤愛美(岡山・倉敷中央高)が23秒96で制した。男子400メートル障害はすでに五輪参加標準記録(49秒40)を突破している野沢啓佑(ミズノ)が49秒07で優勝した。(記録は1位と日本選手最高)
【男子】200メートル 飯塚翔太(ミズノ)20秒38▽400メートル ウォルシュ・ジュリアン(東洋大)46秒06▽800メートル 横田真人(富士通)1分49秒03▽400メートル障害 野沢啓佑(ミズノ)49秒07▽走り高跳び 松本修一(福岡大)2メートル23▽砲丸投げ 宮内育大(桜門陸友会)17メートル76=大会新
【女子】200メートル 斎藤愛美(岡山・倉敷中央高)23秒96▽400メートル ジェシカ・グリナンス(豪)54秒20②石塚(東大阪大)54秒79▽800メートル ブリタニー・マゴワン(豪)2分2秒83=大会新③大森(ロッテ)2分6秒57▽400メートル障害 ローレン・ウェルズ(豪)57秒23②久保倉(新潟アルビレックス)57秒91▽走り高跳び 仲野春花(早大)1メートル79▽砲丸投げ 太田亜矢(福岡大)15メートル55▽ハンマー投げ 渡辺茜(丸和運輸機関)66メートル79=大会新