テニスのイタリア国際は11日、ローマで行われ、女子シングルス2回戦で、世界ランキング45位の土居美咲(ミキハウス)が世界15位で、昨年の全仏準優勝のルーシー・サファロバ(チェコ)を6―3、7―5で破り、3回戦に進出した。土居は3回戦で世界23位のジョハナ・コンタ(英国)と対戦する。
男子シングルス2回戦では、リシャール・ガスケ(フランス)がアンドレアス・セッピ(イタリア)を下し、3回戦で錦織圭(日清食品)と対戦することになった。(時事 時事)
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土居が得意のフォアハンドでストローク戦を支配し、第10シードのサファロバに快勝。第2セットは5―5から相手サーブをブレーク。続くサービスゲームで4度目のマッチポイントを物にした。
今年の全豪では、優勝したアンゲリク・ケルバー(ドイツ)との1回戦でマッチポイントを握りながら逆転負けし、詰めの甘さが課題だった。
第2セット6―5からラケットを強く振った。マッチポイントを3度逃してもスイングは鈍らず、「気持ちを保てたことが勝因。徹底してやるべきことができた。最後を締め切れたのは自信になる」と胸を張った。(時事 時事)