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将棋名人戦第3局、長考の応酬に 羽生名人が封じ手

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-5-13 10:35:37  点击:  切换到繁體中文

 

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立会人の深浦康市九段(左)に封じ手を渡す羽生善治名人(右)。中央は佐藤天彦八段=12日午後6時40分、鹿児島市新照院町、堀英治撮影


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鹿児島市の城山観光ホテルで12日朝に始まった第74期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第3局は午後6時30分、羽生善治名人(45)が35手目を封じて1日目を終えた。持ち時間各9時間のうち、消費時間は羽生名人が4時間23分、挑戦者の佐藤天彦八段(28)が3時間48分。13日午前9時に再開され、夜までに決着する見込み。


1日目をタイムラインで


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1勝1敗で迎えた本局は、後手番の佐藤挑戦者が1局目と同様に得意戦法の「横歩取り」に誘導。堂々と受けて立った羽生名人は、積極的に攻めを狙う陣形を敷いた。


羽生名人は29手目▲2四歩に1時間17分、封じ手に1時間37分を消費。佐藤挑戦者も34手目△5四飛に2時間9分を投じた。共にうつむいたり、頭を抱えたりするようなしぐさが目立った。双方の長考でスローペースになり、午後は封じ手を含めて7手しか進まなかった。2日制の名人戦らしい進行だ。


解説の木村一基八段は「後手からは、8一の桂馬を活用して先手陣の中央を攻める狙いがある。羽生名人がどう対応するかがポイントです」と話した。(村瀬信也)




 

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