第3セット、スパイクを放つ迫田(左)=林敏行撮影
バレーボール女子のリオデジャネイロ五輪最終予選は15日、アジア大陸予選を兼ねて第2日が東京体育館であり、日本(世界ランキング5位)は、カザフスタン(同26位)をストレートで破り、2連勝とした。立ち上がりからサーブを軸にした攻めが決まり、相手を寄せ付けなかった。第3戦は17日にあり、日本は韓国(同9位)と対戦する。
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○木村(日) 「もったいないミスや簡単なミスもあった。修正して(次戦の)韓国戦に臨みたい」
○島村(日) 速攻が効果的に決まる。「初戦は自分の中で悔しい部分もあったので、借りを返そうと思った」
○真鍋監督(日) 登録した14選手全員を起用。「絶対的なエースはいない。調子の良い選手から使っていきたい」
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イタリア(2勝)3―1タイ(1勝1敗)、ペルー(1勝1敗)3―0ドミニカ共和国(2敗)、韓国(1勝1敗)3―0オランダ(1勝1敗)
■韓国、オランダに快勝し勢い
日本が17日の第3戦で対戦する韓国がオランダをストレートで下して、勢いづいた。硬軟織り交ぜたサーブが効果的で、79得点中サービスエースで11得点を奪った。2012年以降の国際大会では日本が韓国に6連勝中だが、韓国はロンドン五輪の3位決定戦で銅メダルを争ったライバルだ。主将の金軟景は「日本戦は韓国でもかなり注目されている。ロンドンでの悔しさを晴らしたい」と話した。