「信使」と名付けられたアート・グループ展で披露された村上龍氏の「Mr. DOB Gold」(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
上海外灘(バンド)にある貝浩登画廊でこのほど、「信使」と名付けられたアート・グループ展が開催された。出展作の中でも、日本人アーティストの村上隆氏が手掛けた作品が、とりわけ注目を集めていた。「Mr. DOB Gold」という名のこの作品は、強化プラスチックが金箔で覆われている。村上氏の作品の中でも最も有名なネズミをモチーフにしたキャラクターで、両耳にそれぞれアルファベットのDとBが描かれている。「DOB」とは、村上氏が、日本の漫画キャラの口癖と方言を組み合わせて作った単語で、「どぼじて(どうして)」という意味なのだという。「DOB」君は、ミッキーマウスと日本の漫画キャラクターの特徴を融合させた見た目に、村上氏によってサメのような歯がデザインされている。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月22日
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