国際メディアセンター内で演武を披露する「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」=26日午後、三重県伊勢市、細川卓撮影
伊勢志摩サミットの報道拠点となる国際メディアセンター内の三重情報館で26日、伊賀忍者による忍者ショーがあった。
特集:伊勢志摩サミット
普段は伊賀流忍者博物館(三重県伊賀市)で観光客に演武を披露する「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」のメンバー5人が登場した。英語の説明を交え、二丁鎌やかぎ縄術などを使った躍動感あふれる演武に海外のメディア関係者らが見入っていた。
カナダ・トロント大学の研究者のキャロライン・ブラクトさん(30)は、「忍者は映画やゲームでしか見たことがなかったけど、非常に高い技術と運動能力があり、感心した」と話した。
伊賀上野観光協会の安田聡志企画課長補佐は「三重県の伊賀は忍者のホームタウンということを海外の人にも知って欲しい」と話した。(細川卓)