トヨタ自動車の豊田章男社長はレース後、コメントを発表した。
トヨタ、残り3分まさか…失速 ルマン24時間初V逃す
トヨタの悲願、無残に散る ルマンV目前「ノーパワー」
ルマン24時間耐久レースに、ご声援を送っていただいた皆様に心より感謝申しあげます。本当にありがとうございました。
TOYOTA GAZOO Racingは、「敗者のままでいいのか」と、あえて自分たちにプレッシャーをかけ、今までの悔しさを跳ねのける戦いを続けてまいりました。
メカニック、エンジニア、ドライバー、そしてサプライヤーの皆さま。戦いに携わる全ての者が力を尽くし、改善を重ね、「もっといいクルマ」となって戻ってこられたのが、本年のルマンであったと思います。
ついに悲願達成かと、誰もが、その一瞬を見守る中、目の前に広がったのは、信じがたい光景でした。トヨタのクルマも、速く、そして強くなりました。しかし、ポルシェは、もっと速く、そして強かった。
決勝の24時間、そして予選なども含め合計で30時間以上となるルマンの道を、誰よりも速く、強く走り続けるということは、本当に厳しいことでした。
チームの皆の心境を思うと、そして、応援いただいた全ての方々へ、今、なんと申しあげたらよいか、正直、言葉が見つかりません。