記者会見するジョーンズ前日本代表HC
ラグビーのエディ・ジョーンズ前日本代表ヘッドコーチ(56)が1日、今季からスーパーラグビーに参入したサンウルブズの試合前練習を、中継するJSPORTSの企画で見学した。昨秋のワールドカップ(W杯)で日本に歴史的3勝をもたらした後、イングランド代表ヘッドコーチに就任。W杯で不振だったチームを立て直し、先の豪州遠征では3戦全勝し世界ランキングを2位まで押し上げた。会見した世界トップの指導者は、サンウルブズの印象などを次のように語った。
――サンウルブズができ、日本ラグビーにどんな影響を与えたと感じているか。
強化が加速化できる。ただ、これを続けていくには、日本国内のシーズンの構成を考え直さなくてはいけない。トップリーグとスーパーラグビーを一緒にやっていき、選手にとって最善の環境を整えることが必要だ。
――先日のスコットランド戦は、日本のヘッドコーチは不在だった。
(2019年日本での)W杯に向けた準備が1年ぐらい遅れた。時間は本当に大切、日本はチームをもう一度立て直す必要がある。2015年(イングランドW杯)の代表選手が2019年にどれだけいるかを考えると約25%。そういう意味でチームを作っていくのが大きな仕事になる。W杯を戦うには、とにかく経験が必要になる。
――U20世界選手権で日本は最…