記者会見する民進党の岡田克也代表=21日午後2時15分、東京・永田町の党本部、飯塚晋一撮影
民進党は21日の執行役員会で、岡田克也代表の任期満了に伴う党代表選の日程について、8月25日告示、9月7日投開票を軸に調整する方針を確認した。来月上旬にも両院議員総会を開き、正式決定する。岡田氏は立候補について態度を明らかにしておらず、今月31日投開票の東京都知事選後に、候補擁立に向けた動きが活発化しそうだ。
代表任期は9月末だが、9月中旬の召集も想定される臨時国会に新体制で臨むため、9月7日投開票の日程で調整を進める。代表選に立候補できるのは旧民主党と同様に国会議員で、国会議員や地方議員、党員・サポーターらの投票で決まる。8月中に、まず党員・サポーター票の集計を終えるという。
現時点で立候補を表明している議員はいない。岡田氏は21日の会見で、「都知事選の最中に(代表選の)候補者が次々手を挙げるのは好ましくない。(自分が立候補するかは)現時点で白紙だ」と述べた。都知事選では、民進や共産など野党4党でジャーナリストの鳥越俊太郎氏を支援しており、その選挙結果を見たうえで、代表選への対応を最終判断するとみられる。
民進内には、参院選で共産党な…