米大統領選の民主党候補者指名争いで、同党全国委員会幹部がサンダース上院議員の勢いをそごうと秘密裏に協議していた疑いが、内部告発サイトのウィキリークスが暴露した幹部のメールから浮上した。クリントン前国務長官への肩入れを示唆しており、25日からの党全国大会を目前に党内融和に水を差しそうだ。
米大統領選挙2016
ウィキリークスは22日、同党全国委員会(DNC)幹部が送受信したメール約2万件を公開。DNC最高財務責任者が5月、予備選のある州で「彼が神の存在を信じるかを、質問させられるか。彼は無神論者だと読んだことがある」と同僚に送り、他の幹部も同調したメールも含まれていた。
DNCのシュルツ委員長も、サンダース氏を「大統領にはならない」「民主党への理解がない」などとメールに書いていた。
サンダース陣営は、中立である…