くらコーポレーションが「無添くら寿司」で発売する新商品の「シャリカレーパン」(右)と「シャリコーラ」=26日、東京都内
回転ずし大手各社が風変わりなサイドメニューに力を入れている。カレーパンにメロン丸ごとデザートなど、すしとは食い合わせが悪そうなものばかり。すし店であっても、あえてすし以外の多様なメニューを充実させ、幅広い客層を呼び込もうとしている。
「サイドメニューの最高傑作を堪能してほしい」。回転ずしチェーン「無添くら寿司」を展開するくらコーポレーションの田中邦彦社長が26日、東京都内で披露した新商品は、カレーパンとコーラだった。
「シャリカレーパン」と名付けた商品は、1個162円(税込み)。半分に切ったパンの表面だけを揚げ、中にカレーと酢飯を混ぜた具を挟んだ。同社が1年前から出す、酢飯を使ったカレー「すしやのシャリカレー」の派生商品だ。
「シャリコーラ」は、米麴(こ…