バルナ国際バレエコンクールで踊る白井沙恵佳さん=大会フェイスブックから
ブルガリア東部のバルナで開かれている若手バレエダンサーの登竜門「バルナ国際バレエコンクール」で28日、最終審査の結果が発表され、シニアの女性部門で白井沙恵佳さん(21)が銀賞、中島麻美さん(24)が銅賞に、シニアの男性部門でも大巻雄矢さん(25)が銅賞に輝いた。金賞は、シニア女性部門はブラジルのアマンダ・ゴメスさん(21)、同男性部門はフランスのポール・マルクさん(19)が受賞した。
白井さんは大阪府高槻市の有紀バレエスタジオで学び、2011年のローザンヌ国際コンクールでスカラシップ受賞者になり、カナダに留学。現在はカナダのロイヤル・ウィニペグ・バレエ団に所属している。
白井さんが7歳から通った有紀バレエスタジオの恩師、森田有紀さん(39)は、今回のコンクールの2次予選を現地で見守り帰国したばかり。朗報を聞いて「9歳のとき、『ローザンヌへ行きたい』と言い出して驚かされたが、『ローザンヌでスカラシップを取ったら次はバルナだね』と言い合った夢がかなった。ずっと自分と戦い努力を続けた証し」と喜んだ。
白井さんは昨年9月に現バレエ…