米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）のチャールズ・ボールデン長官への電話インタビューでの主なやりとりは次の通り。

特集：もっと！ロケット

火星への旅「日本も一員に」 ＮＡＳＡ長官、近く訪日へ

Ｑ 宇宙開発の日米協力についてどうみますか。

Ａ 国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）でパートナーとなる以前から続く、極めて重要な関係だ。日本の実験棟「きぼう」の運用だけでなく、日本の宇宙飛行士が、我々とともにＩＳＳに滞在し続けることがいかに大事か強調したい。

Ｑ ＩＳＳには現在、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の大西卓哉・宇宙飛行士が滞在しています。

Ａ すばらしいと思うのは、歴代の日本人宇宙飛行士たちが、卓越した乗組員であることを証明し続けていることだ。大西さんのような現在の宇宙飛行士たちが最高の働きをしているだけでなく、数年前には若田さん（若田光一宇宙飛行士）がＩＳＳの船長も務めた。

Ｑ 日本のＸ線天文衛星「ひと…