優勝報告会でカツカレーを食べる選手たち=1日午後0時34分、朝日新聞東京本社、金川雄策撮影
2年連続7回目の東東京代表になった関東一と、初めて西東京代表の座をつかんだ八王子の選手たちが1日、都庁と朝日新聞東京本社を訪れた。優勝を報告し、甲子園での活躍を誓った。
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都庁では、中西充副知事が「関東一は決勝の延長十回の逆転が見事だった。八王子の歴史に新たな一ページを刻んだ」とたたえた。2020年東京五輪で、野球が追加競技になる可能性があることに触れ、「みなさんの中から、日の丸を背負う選手がうまれるかもしれない」と期待を寄せた。
朝日新聞東京本社では、小倉一彦・東京本社代表が「両校とも大変な接戦を制してきた。甲子園でも頂点を目指し、決勝で対戦してほしい」と話し、都高野連の武井克時・専務理事は「両校とも決勝にふさわしい息詰まる戦いを制した。今まで培ってきた練習の成果を発揮して、優勝旗を持ち帰ってほしい」とエールを送った。
関東一の村瀬佑斗主将(3年)は「最後まで挑戦者の気持ちを忘れずに戦いたい」、八王子の川越龍主将(3年)は「一回でも多く校歌を歌えるようがんばりたい」と抱負を語った。両校の選手たちには勝利の験担ぎで、昼食にカツカレーが振る舞われた。
関東一はこの後、甲子園に向けて出発した。八王子は2日、東京を発つ。