横浜の浦島伝説、次代へ伝えたい 開けなかった玉手箱——贯通日本资讯频道
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横浜の浦島伝説、次代へ伝えたい 開けなかった玉手箱

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蓮法寺の津川観真住職から浦島太郎伝説の話を聞く児童たち=横浜市神奈川区


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おとぎ話の浦島太郎が竜宮城から持ち帰ったのは、玉手箱だけではなかった。乙姫様から観音像も手渡され、その像はいま、横浜市神奈川区の寺に納められている――。そんな、「横浜の浦島伝説」を子どもたちに伝承しようという取り組みが、動き始めた。


浦島太郎が竜宮城から戻ってきて玉手箱を開くと、もくもくと白い煙が立ち上り……というのがよく知られた話。だが、横浜に伝わる浦島太郎は玉手箱を開けず、一緒にもらった観音像に祈った。「どうかお父さんとお母さんに会わせてください」


すると夢に観音菩薩(ぼさつ)が現れ、「ふるさとの三浦半島に私をおぶっていきなさい」。三浦半島を訪れると9代後の子孫がいた。子孫は「両親のお墓は横浜の神奈川にあります」と伝える。浦島太郎は神奈川で両親の墓を見つけ、その傍らに観音堂を建て、どこかへいなくなってしまった。


神奈川区には、浦島太郎が納めたとされる観音像を本尊とした観福寺が明治時代まで存在したが、火災で焼失。その後、観音像など伝説にまつわる寺宝は同区神奈川本町の慶運寺に納められている。


同区には他にも伝説に由来する…



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