男子個人総合で金メダル獲得を決めて喜ぶ内村航平=林敏行撮影
リオデジャネイロ五輪は10日午後(日本時間11日午前)、体操の男子個人総合決勝が行われ、内村航平(27)=コナミスポーツ=が優勝し、ロンドン五輪に続く2連覇を達成した。五輪連覇は、1968年メキシコ、72年ミュンヘンの加藤沢男以来、44年ぶり4人目。内村は団体に続く、今大会2個目の金メダルを獲得した。
リオオリンピック
特集:内村航平
体操男子団体、日本が金 アテネ以来3大会ぶり
団体金メダルメンバーの加藤凌平(22)=コナミスポーツ=は、11位だった。
予選2位だった内村は、予選1位のオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)と首位を争った。1種目めのゆかを1位でスタート。あん馬も1位を保ったが、3種目めのつり輪でベルニャエフに逆転された。跳馬、平行棒を終えて0・901点差をつけられたが、最後の鉄棒で逆転。合計92・365点で、0・099点差でベルニャエフをかわした。