リオデジャネイロ五輪で、選手バスの運転手が行き先を間違え、競泳競技の開始が遅れる事態があった。
リオオリンピック
12日夜の女子50メートル自由形準決勝のために、選手村からバスが出発したが、選手村近くにある水泳会場ではなく、約14キロ離れた陸上の競技場に行ってしまった。「運転手が陸上の五輪スタジアムと、五輪水泳スタジアムの頭文字が似ているため、勘違いした」のが原因という。この影響で、女子50メートル自由形準決勝は予定を変更し、数十分遅らせて午後11時過ぎのスタートとなった。
13日夜の決勝で優勝したのは、パーニル・ブルメ(デンマーク)。2位に0秒02差で競り勝った。ブルメは「私は小柄だから200メートルを泳いだ方がいいと言う人もいるけど、50メートルに集中していたし、50メートルを泳ぐのが楽しい」と喜んだ。