登坂絵莉が小学校時代に書いた「プロフィル帳」=本人提供
(17日、レスリング女子48キロ級)
飛び抜けて強い人がそばにいる。それが登坂絵莉を五輪に連れてきた。11歳上の吉田沙保里。足も遅く、さほど運動神経に優れているわけでもないけれど、吉田に認められたい一心で猛練習に明け暮れた。
リオオリンピック
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レスリング登坂絵莉が金メダル 女子48キロ級
小学校時代に友達と交換した「プロフィル帳」を見れば、吉田への崇拝ぶりがよく分かる。
一日だけ誰かと入れ替われるなら、の欄に「吉田沙保理様」と書いた。「本当に神様みたいな存在だったんです。その割に、漢字を間違えていますけどね」と笑う。
願いがかなうなら、には「吉田…