ポーズをとる陸上男子400メートルリレーの山県亮太、飯塚翔太、桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥=リオデジャネイロ、永島学撮影
リオデジャネイロ五輪で、陸上男子400メートルリレーの銀メダルとなった山県(やまがた)亮太(24)、飯塚翔太(25)、桐生祥秀(よしひで、20)、ケンブリッジ飛鳥(23)らが20日朝(日本時間20日夜)、リオ市内で会見した。飯塚は「予選ではアジア記録で全体の2位で通過し、世界の強豪チームから一目置かれている雰囲気があった。(決勝を終えてからは)ブラジルの観光客らが心から祝福してくれるのをみて、すごくうれしかった」と振り返った。
リオオリンピック
【タイムライン】第16日のまとめ
会見には、レスリング男子フリースタイル57キロ級で銀メダルの樋口黎(れい、20)、陸上男子50キロ競歩で銅メダルの荒井広宙(ひろおき、28)、バドミントン女子シングルスで銅メダルの奥原希望(のぞみ、21)も同席した。
400メートルリレーの山県は、「練習でも日本記録を超えるようなタイムで走れていた。37秒中盤まではしっかり狙えるだろうと自信はもって取り組んだ」。桐生は「4人そろってメダルをとるという気持ちでトラックに立った。狙った結果が本当になり、すごくうれしい」と話した。
優勝したジャマイカチームについて聞かれると、飯塚は「勝てるイメージがまだつかない。ジャマイカチームは個人で全員が決勝に残っているレベルで、僕たちはまだ準決勝止まりが現実。まずは個人のスピードをつけるのが一番」と分析してみせた。
ジャマイカのウサイン・ボルト(29)と競り合ったケンブリッジは「バトンをもらって一瞬並んだときは『おっ。ちといけるかな』と思ったんですけど、やっぱり最後は速かった」。
また、一時は失格となり最終的…