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楽天・今江、重圧乗り越え「仙台で2千安打を」

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-9-1 7:35:57  点击:  切换到繁體中文

 

写真・図版


談笑する楽天の今江


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■スコアの余白


「また年、食っちゃいました」。祝福してくれた梨田監督にそう言って笑顔を向けた。8月26日。楽天の今江敏晃は33歳になった。


スコアの余白2016


彼にとって最も印象的な誕生日はロッテ時代の2009年だという。26歳になった日のソフトバンク戦。2ランを放ち、チームはわずか1安打で勝った。


その年のシーズン前に母を亡くした。「おかんが打たせてくれたんかな」。思い返す表情が少し緩んだ。


昨年の11月10日、今江がフリーエージェント(FA)による移籍を決断し、記者会見で流した涙が忘れられない。「寂しい気持ちもあるし、(ロッテ在籍は)14年間という長い時間だった。本当に数え切れないほどの思い出がある」。正直に未練を語った。


確かに、彼が最も輝きを放っていたのは、ロッテ時代だ。22歳だった05年は日本シリーズでMVPに、27歳の10年も中心選手として日本一に輝いた。


年俸はロッテの上位3傑に入った。FAの人的補償における位置づけは「Aランク」。楽天が獲得した2人目のFA選手だ。活躍して当たり前。登場するイベント数を見ても期待感の大きさがわかる。移籍直後に見せていたぎこちない笑顔は重圧とは無縁ではない。


コボスタ宮城で迎えたバースデーで通算1500安打の節目に達した。「次は仙台で2千安打が打てるように頑張ります」。今江本来の、自然な笑顔が戻ってきた気がする。




 

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