民進党代表選(15日投開票)で、3人の候補者による演説会が3日、始まった。同党が7月の参院選で与党とおおさか維新の会(現・日本維新の会)に敗北した大阪府内で、野党のあり方や維新の掲げる行政改革などが論点となった。
前原誠司元外相(54)は、小池百合子東京都知事をめぐって取りざたされる「新党」と維新の関係について「小池新党なるものが大阪の維新と協力して新党を立ち上げれば、全国的に新党ブームになる」と指摘。「民進党はさらにかすんで野党第1党と言えない状況が生まれる。危機感のもとにスタートしなければいけない」と訴えた。
民主党政権で行政刷新相だった蓮舫代表代行(48)は、「身を切る改革」を掲げる維新の支持者を意識し、「大阪で私たちはちっぽけな存在になった。でも、私は民主党に期待をいただいた時の原点である身を切る改革の手段を持っている」とアピールした。
玉木雄一郎氏(47)は「民進…