商品を買うと、スマホのアプリにポイントがたまる自動販売機。サントリー食品インターナショナルが開発した=東京都中央区
スマートフォンと連動してポイントをもらえたり、写真を撮ったりできるユニークな飲料の自動販売機が登場している。コンビニの増加や人口減の影響で自販機市場は向かい風。台数を増やしてきた飲料各社は、個性的な自販機の投入に活路を見いだそうとしている。
ダイドードリンコが今春投入した自販機「Smile STAND(スマイルスタンド)」。130円の缶コーヒーを買うと、商品ディスプレーの下にある「ここにスマホをタッチ!」と書かれた場所が赤く光る。専用アプリを開いたスマホをかざすと、アプリに130ポイントがたまった。
商品を買うと1円につき1ポイントがスマホのアプリにたまり、ポイントを使ってアプリのスロットゲームなどが遊べる。無料通信アプリ「LINE(ライン)」でスタンプが買える「LINEギフトコード」とポイントの交換も今月からできるようにした。同社の自販機は約30万台。改造を施した新タイプの自販機を、今年度中にうち約2万台まで増やす予定だ。
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