対戦する選手らと記念撮影する錦織圭(左から2番目)=大阪市内
テニス男子の国別対抗戦、デビス杯(デ杯)ワールドグループ(WG)入れ替え戦の日本―ウクライナ(大阪市、16~18日)の組み合わせ抽選と記者会見が15日、大阪市の靱テニスセンターであった。リオデジャネイロ五輪男子シングルスの銅メダリストで今月の全米オープンで4強入りした日本の錦織圭(日清食品)は、疲労の蓄積を考慮されて16日のシングルスには出場せず。17日のダブルスに杉田祐一(三菱電機)とのペアでエントリーした。
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植田実監督は「私の目でみて、(休養が)もう1日必要と思った」と説明。ダブルスでプレーすれば1月のブリスベン国際以来となる錦織は、「多少の不安はあるが、ボレーの調子が良く、ネットプレーは得意」と意気込んだ。ただ18日のシングルスに出場するかどうかについては「体やチームと相談して決める」と話すにとどめた。
入れ替え戦は初日のシングルス2試合、2日目のダブルス1試合、最終日のシングルス2試合の計5試合で行われ、3戦先勝方式。2日目以降は出場選手の入れ替えができる。
現在の予定では16日にダニエル太郎(エイブル)がアルテム・スミルノフと、西岡良仁(ヨネックス)がイリヤ・マルチェンコと対戦。17日は錦織、杉田組がダニロ・カレニチェンコ、セルギー・スタホフスキー組と試合をする。18日はダニエルとマルチェンコ、西岡とスミルノフが対戦予定だ。