リーグ優勝決定シリーズ進出を決めて喜ぶドジャースのカーショー(右から2人目)ら=AFP時事
大リーグのプレーオフは13日、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第5戦で、ドジャース(西地区1位)がなりふり構わぬ継投でナショナルズ(東地区1位)を下し、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
七回、1点差に迫られてなお無死一塁となると、ロバーツ監督は抑えのジャンセンを投入した。試合前から伝えてあったという奇策で、ジャンセンはメジャー自己最長となる2回3分の1を無失点でしのいだ。
そのジャンセンが九回に1死一、二塁のピンチを招くと、エースのカーショーを起用した。11日の第4戦で110球を投げていたが、「1イニングなら行ける」と七回に登板を志願したという。カーショーは最後の2アウトを奪い、メジャー初セーブを挙げた。
リーグ優勝決定シリーズでは、前田が15日の第1戦に先発する可能性がある。前田は「チームの力になれるように頑張りたい」と気を引き締めていた。(遠田寛生)