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ネットでつながる車、日産が開発戦略 目黒に事務所新設

日産自動車は25日、インターネットでつながる車「コネクテッドカー」の開発戦略を発表した。スマートフォンのようにネットと一体になった便利な車の商品化を進めるため、今後2年で、提携する仏ルノーと計1千人規模の技術者を組織。東京・目黒には、ソフトウェア開発専門の事務所を新設する。


コネクテッドカーが自動運転と結びつくと、渋滞や事故が減るなど、暮らしや社会の姿を変えると期待されている。日産・ルノーの責任者を務めるオギ・レドジク氏は「我々が持つ電気自動車や自動運転、コネクテッドカーの技術を生かせば、独自にやるにせよ、どこかと組むにせよ、優位に立てるはずだ」と話した。


この分野では、米アップルやグーグルのほか配車大手ウーバー・テクノロジーズなど移動サービス業者もライバルだ。車メーカーが消費者から切り離され、利幅の薄い製造段階を受け持つ「下請け」になるとの懸念も指摘されている。(青山直篤)


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