世界空手連盟(WKF)は25日、オーストリアのリンツで総会を開き、追加競技として実施される2020年東京五輪での体重区分などについて原案をまとめた。
世界選手権などで男女5階級で実施されている組手については、男子は75キロ超級、75キロ級、67キロ級、女子は61キロ超級、61キロ級、55キロ級とする。
男女形を含む全8種目の出場枠は各10(1カ国・地域最大1)で、開催国の日本に1枠、世界ランキングから4枠、予選で3枠を与え、大陸の偏りを考慮して残り2枠を決める。最短2日間で実施できるとアピールしてきた日程については、3日間とする。
いずれも28日の理事会で最終案を固め、国際オリンピック委員会(IOC)に提出する。
役員改選も行われ、ただ一人立候補していたエスピノス会長の4選が決まった。任期は6年。全日本空手道連盟の笹川堯会長は、WKF名誉会長に就任することが決まった。(時事)