東京・湯島のガールズバーで、高校1年の女子生徒(15)ら15~17歳の少女4人を働かせたとして、警視庁は経営者の山田雄一容疑者(32)=住所不定=を労働基準法違反(深夜業)の疑いで逮捕し、31日発表した。黙秘しているという。
保安課によると、逮捕容疑は9月24~25日、10月28~29日の午後10時~午前5時、東京都文京区湯島3丁目のガールズバー「DIOSA」(ディオーサ)で、少女たちが18歳に満たないと知りながら働かせたというもの。少女たちはカウンター越しに酒をつくったり、客と話したりしていた。山田容疑者は採用の際、履歴書などの提出を求めていなかった。同店は今年3月~10月で約4千万円の売り上げがあったという。
労働基準法では、18歳未満の午後10時以降の労働を禁じている。