人気アイドルグループ「欅(けやき)坂46」のライブ衣装がナチス風だと批判を浴びている問題で、在日イスラエル大使館は3日、フェイスブック(FB)の公式ページ上で、「欅坂46のメンバーを大使館でのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)に関する特別セミナーに招待したい」と表明した。
アイドル衣装「ナチスに酷似」 ネット批判、英紙も報道
同大使館はFBのメッセージで、「タレントさんは多大な影響力があり、この重大な問題について知識を持つことが重要です」としている。
朝日新聞の取材に対し、同大使館は4日、欅坂46が所属する音楽会社「ソニー・ミュージックエンタテインメント」と連絡を取り合っていると説明。その上で、「メンバー、プロデューサー、ソニー・ミュージックエンタテインメントの方々とホロコーストの記憶について一緒に理解を深める機会を持てたら幸いです」とコメントした。同社広報は「大使館側から正式な要請があれば検討したい」としている。