記者会見する各大学の監督たち=川津陽一撮影
第48回全日本大学駅伝対校選手権(朝日新聞社など主催、JAバンク特別協賛)の出場27チームのうち、シード校の東洋大、青学大、駒大、早大、東海大、明大と地元の岐阜経大の監督が4日、名古屋市内で記者会見した。レースは6日に愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの8区間、106・8キロで行われる。
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昨年、初優勝した東洋大の酒井俊幸監督は、「序盤から先頭で主導権を握りたい」。鍵となる選手には服部弾馬(4年)を挙げ、「エースらしい走りをしてほしい」と期待した。
10月の出雲駅伝で2連覇した青学大は、全日本初優勝を狙う。来年正月の箱根と合わせた「学生駅伝3冠」にも王手をかけたい。原晋監督は、「エビフライ大作戦」を掲げ、「1区からどこを切ってもおいしい。ベストメンバーを組めた」と自信をのぞかせた。
全日本で最多12回の優勝を誇る駒大は、故障明けのエース中谷圭佑(4年)の起用が不透明な状態だ。大八木弘明監督は、「若手の粘りに期待。もう一度強い駒沢を作るきっかけにしたい」と話した。