モスクワ市中心のクレムリンのそばにいるのに、スマホの地図アプリは約30キロ西方のブヌコボ空港を「現在地」として示している(青い丸印)。GPSが誤作動しているようだ=4日、駒木明義撮影 モスクワの中心、プーチン大統領が執務するクレムリン周辺で、スマートフォンなどの地図アプリが突然使えなくなる――。ここ数カ月ロシアのネット上で話題になっている現象を4日、記者も確認した。治安当局が、ドローン(無人飛行機)などを使った攻撃や撮影を防止するため、GPS(全地球測位システム)を攪乱(かくらん)させる妨害電波を飛ばしている可能性がある。 4日午前、記者はスマホを手に、市中心部を流れるモスクワ川沿いに徒歩でクレムリンに向かった。近づくにつれ、地図アプリ上の「現在地」を示すマークが不安定になっていく。突然川の対岸に飛んだり、市の郊外に移動したり、といった具合だ。最終的に「現在地」は、クレムリンから約30キロ西に離れたブヌコボ空港に移動したまま動かなくなった。同じような状態は同日午後まで、断続的に続いた。 ラトビアに拠点を置くロシア語ニュースサイト「メドゥーザ」によると、初めてこうした現象が確認されたのは今年7月。その後ネット上で「カーナビの表示がワープした」といった指摘が相次いでいる。アプリを使うタクシーの料金メーターが、クレムリン近くを走行中に突然跳ね上がる動画も現れた。地図アプリだけでなく、GPSを使うソフトや機器はすべて影響を受けているとみられる。 ロシアの人気ブロガー、グリゴリー・バクノフ氏の調査によると、クレムリンを中心にGPSを混乱させるための電波が飛んでいるとみられるという。 ただ、クレムリンの近くでいつ… |
クレムリン周辺、GPS狂う ドローン警戒し妨害電波?
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