試合終了後、涙ぐむ明大の星(左)と柳=林紗記撮影
(16日、明治神宮大会大学の部・決勝 明治大5―2桜美林大)
明大、6度目のV 桜美林大破る 明治神宮野球大会
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試合後の整列がほどけたあと、明大の主将でエースの柳は本塁近くでひざに手を当て、崩れるように泣いた。「みんなで勝てた。うれしい気持ちと、このユニホームが最後だと思うとさみしさがこみ上げた」
今年のチームは柳がずっと引っ張ってきた。しかし、今大会3試合目の先発。球威が上がらず、一回、2失点した。そのエースを助けたのは1年生からライバルの星だった。「柳は妥協をしないし、見習うところが多かった。柳を日本一にする。その気持ちだけで投げた」
五回から最速152キロの直球…