リンク内に埋められた魚の群れ。死んだ状態で水揚げされた魚を仕入れたという=26日午後8時22分、北九州市八幡東区、伊藤宏樹撮影
スケートリンクに氷漬けの魚が5千匹――。北九州市のテーマパーク「スペースワールド」が「前代未聞」とうたい、初めて試みた企画にインターネット上で「残酷」などと批判が集まっている。スペースワールドは「誤解を招いた」とし、これらの魚について、「シーズン終了後に供養したい」と説明している。
「フリージングポート」と名付けられたスケートリンクは冬季限定で営業し、今季は今月12日から始まった。魚を氷漬けにしたのは「氷の水族館」という企画で、公式サイトでは「前代未聞のアトラクション」と説明している。スペースワールドによると、「海の上を滑る感覚を味わってもらいたい」と考えたという。
リンクの氷には、市場で仕入れたサンマやキビナゴなど約5千匹の魚介類を埋めた。エイやジンベイザメなどの大型魚の写真も埋め込んだ。サイトでは「5000匹の氷漬けにされた魚たちの上をスイスイと滑走」「前代未聞のアトラクションで日本初、いや世界初間違いなし!!」と宣伝。公式フェイスブックでも「世にも奇妙なスケートリンク アホですな~SW(笑)」などと写真付きで紹介した。
スペースワールドの説明では、…