入団会見で巨人のユニホームに袖を通した山口俊(左)と森福(右)。中央は高橋監督
DeNAから巨人にフリーエージェント(FA)で移籍した山口俊投手(29)とソフトバンクからFA移籍した森福允彦(まさひこ)投手(30)が5日、都内のホテルでそろって入団会見を行った。
山口俊は11年目の今季、チーム首位の11勝(5敗)をマーク。巨人でも先発投手として期待される右腕は「1年間ローテーションを守れば、おのずと結果はついてくる。1日でも早く『ジャイアンツの山口俊』と認めてもらえるように頑張る」。森福は今季、救援投手として50試合に登板した左腕。「気の引き締まる思いでいっぱい。1試合でも多く投げて、高橋監督を今までで一番高く胴上げしたい」と抱負を語った。
同席した高橋監督は「今の力をそのまま出してくれれば。競争が激しくなってチームにとってもいい効果になると思う」と期待した。山口俊は3年契約で総額約7億円、背番号は42。森福は2年契約の総額約4億円で背番号は13に決まった。(金額は推定)