表彰式を終え、リンクを一周する(手前から)宮原知子、樋口新葉、三原舞依=細川卓撮影
日本スケート連盟は25日、フィギュアスケートの世界選手権(来年3月29日開幕、ヘルシンキ)代表を発表し、男子は宇野昌磨(中京大)、羽生結弦(ANA)、田中刑事(倉敷芸術科学大)、女子は宮原知子(関大)、樋口新葉(東京・日本橋女学館高)、三原舞依(神戸ポートアイランドク)を選んだ。
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今回の世界選手権は2018年平昌五輪の枠取りがかかる。昨季の世界選手権2位の羽生は、インフルエンザで全日本選手権を欠場したが、「過去に世界選手権で3位以内に入賞した選手が、けがなどのやむを得ない理由で出場できなかった場合は選考することがある」との連盟の規定が適用された。
ペアは須藤澄玲(すみれ)(神奈川ク)、フランシス・ブードロオデ(カナダ)組、アイスダンスは村元哉中(かな)、クリス・リード組(木下ク)が代表になった。
平昌五輪のプレ大会となる来年2月の四大陸選手権の男女は、世界選手権と同じメンバーを派遣する。女子の浅田真央(中京大)は強化部からの推薦がなく、冬季アジア大会も含めて国際大会の代表や補欠には選ばれなかった。